―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 平和運動や脱原発運動をしている同志たちとの話の中で、ここ20年以上、何度も次のような言葉を聞いた。

「こんなひどい政治をする政府が何故いつまでも続くのだろう?」

「国民は与党に何故投票するのだろう?」

「半分近くの有権者は何故投票に行かないのだろう?」

「裁判官たちは何故政府に忖度する判決をだすのだろう?」

「大手の新聞やテレビは何故政府に忖度する報道をするのだろう?」

「私たちの運動に若い人が少ないのは何故だろう?」

「私たちは色々なイベントを催すが、いつも同じ顔で新しい顔が少ないのは何故だろう?」

「駅頭でビラを配ってもほとんどの人が受け取らないのは何故だろう?」

「自分の意見を書いて仲間が発行するニュースレター等に投稿しても、同志が増えないのは何故だろう?」

など、「何故」だらけだ。

同志の皆さん、いい加減で目覚めよう!

ここでの目覚めにはA、B2種類ある。

一つ目は、政府や大企業、財界の金に糸目を付けない宣伝にまんまと騙されている多くの国民の目覚めA。

二つ目は、おかしな政治に気付いていながらも、おかしな政治を正す「運動のし方」の拙さに気が付いていない多くの同志の目覚めBだ。

政権交代にはAの目覚めが必須だが、Aを目覚めさせるためにはBの目覚めが必須だ。

今、私は同志たちBの一刻も早い目覚めを望む。

即ち、同志だけで集まらないで、同志ではない国民が沢山居る街に出て一人で宣伝をして欲しい。

2024年2月1日 記

\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/