―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 去る1月19日に右翼の論客女性がX(旧Twitter)に「あなたは祖国のために戦えますか」と投稿したことがSNS上で「炎上している」そうだ。

前世紀の日本が戦争をしていた頃ならいざしらず、今さらこんな設問についての議論に加わる気持ちはさらさら無い。

しかし、「炎上」という単語には少しこだわりたい。

例によって、異論・反論・再反論などが飛び交って、おさまりがつかない状態になっているのだろう。

インターネットが開発される以前でも、私たちの仲間が一堂に会して議論をする時にはたまには、意見が対立して激論になることもあった。

しかし、それを「炎上」などとは言わず、議論が「白熱した」と評し、議論をする人々の真剣さを示し、その議論のおかげで良い結果を得る場合が多かった。

昨今の「炎上」では、顔を見せず、かつ、匿名(ニックネーム)の人物同士が相手を誹謗・中傷する言葉を投げつけ合い、良い結果を得ることよりも、相手の自尊心を傷つけることが目的の収拾のつかない状態になっている。

半年前、私が某テレビ局のインタビューを受け、「フクシマ原発の汚染水海洋放出は地球環境を放射能汚染させ、子々孫々に実害を与える犯罪的行為だ」と発言をし、その動画がネット上に流れた直後にあっと言う間に400件を超える誹謗・中傷のコメントが殺到し、まさに「炎上」状態になった。

「炎上」に対しては鈍感で、反応しない方が良い。

2024年2月11日 記

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