―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―
AIを利用した無人バスや無人タクシーが開発されて試験的に利用され始めたという話を聞いた。
アルファベットの略語でろくな物はない。
その代表がCIA、KGB、IAEA、ICRPなどなど。
最近では、NHKまで信用ができなくってしまった。
AIに戻ると、コンピュータの性能が向上して、AIとはArtificial Intelligenceの略で「人工知能」と言う意味だそうで「またか!」と言う気がする。
複雑なシステムの制御を人間の判断に頼らずにできるようになったので、人件費がかからず、判断のスピードが速く、ヒューマンエラーをしないAIを利用する分野が増えてきた。
言わば、人間とコンピューターの知恵比べの状態が現実化し、コンピューターが優勢の分野が増えつつある。
利殖を目指す投資の分野ではもう人間はコンピューターには太刀打ちできないらしい。
そうなると経済成長至上主義の日本の社会では国家の政策を決める場でもAIが幅を利かせてくるのは自然の成り行きだ。
国会における人間の議論よりもAIが出した結論の方が優先されかねない。
国会では「本法案は最新のAIによる結論に基づくものでありまして、疑問の余地はないのであります」などと言う政府答弁まで生まれそうだ。
そんなことになる位なら、大昔、私たちの先祖が神のお告げを頼りに暮らしていた時代の方がよほど自然で好ましい。
2024年3月10日 記
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