ニューヨーク時間9日(土曜)午後2時から5時近くまでマンハッタンのミュージカル劇場地区近くの45丁目(5番街と6番街の間)でニューヨーク初の私の講演会兼楽団ひとり出前音学会を実施した。

午後から雨が少し強くなりお客様の入りが気になったが会場は満席となった。

通常この種の企画は準備に最低3か月は必要だから今回のように私がニューヨークに来てから始めたのでは間に合わない。

しかしHPにコメントを寄せてくれる常連の画家兼作家神舘美会子さんや反原発作品展示会を毎年主宰している画家越光桂子さん、三友会(三味線の久美子マーティン先生のグループ)、反ワクチン・反戦平和の活動家東ユカさんのグループなどの協力で講演会は盛り上がった。

前半1時間以上、平和を脅かしている戦争の本質、戦争なしには回らないアメリカ経済の特質について話をし皆さん納得の様子だった。

後半の1時間ほどは音楽会、アルトサックス演奏と歌とトークですすめ途中参加者数人が踊りだし東北地震被災地での公演を思いださせる大喝采の盛り上りだった。

持参した「新版自衛隊も米軍も、日本にはいらない」は直ぐに完売。

講演会は途中で会場から質問が出たり私も参加者に質問したりのやり取りの中で進める形になった。

さすがは自立した人々の集まりだ。

会の終了後、感激した参加者が私のところに何人も来たが、ジャズミュージシャンのパートナーをここで亡くしたご婦人が「会の2時間前に友人に誘われてきた」と言い「これまでの胸のモヤモヤがすっかり解消した、お話も音楽も最高」と言って本に添え書きを求めた。

この会の模様はイラストレーター兼カメラマンのトニー・佐原さんに撮影をお願いしたのでいつかユーチューブにアップしたい。

期待していた朝日新聞ニューヨーク支局長やアメリカ人コメディアンは来てくれず残念だったが、日本語を話さない参加者のため英語も交えて進めた。

本日マンハッタンの下町で開催の反原発展レセプションで福島の現状などの話を英語でしたら今回行脚の予定は終了する。

2024年3月11日 (福島原発事故13周年記念日)記

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