ニューヨークは暖かい日もあり、ワシントン広場はローラースケーターで賑わい、近くの花木には早くも桜のような花が咲いていた。
ニューヨークは3月10日(日曜日)からサマータイムになった。
英語ではdaylight saving timeと言って1時間、時間を進めることで日照時間を有効活用する制度だ。
日本も占領期間中に実施したことがあって私達子供はサンマタイムと言っていた。
2011年の原発事故後に私は朝日新聞の声欄に投書して「日本もサマータイムを導入して電力不測の解消に活用すべき」と書き掲載されたが早速反論が出た。
日の出とともに働きに出て日の入りと共に仕事を終えて寝る生活が一番健康的と今でも思う。
ところがアメリカにもサマータイムに反対する人がいることを先日ニュースで知った。
1時間ばかりのことで皆が睡眠時間を一時的とはいえ減らしてまでサマータイムを実施する必要はない、と言う。
私の提案に反対した日本人も当時その程度の理由だったと思う。
アメリカは資源が豊富であり原発も99基あるから電力不足とは無縁であり無用論もあり得る。
しかし狭い国土に加え地震大国の日本に原発は絶対にあってはならない。
再生可能エネルギー政策を進めるためにも1日1時間でも日照を有効活用する必要性はアメリカとは比較にならないほど大きい。
自公政府は福島事故を経ても全原発を廃炉にしないばかりか再稼働を進めている。
すべての原発を一刻も早く廃炉にするためにも冷房需要の高まる夏のサマータイム導入は日本にこそ必要だ。
サマータイムは何の負担もない節電方法である。
腐りきった自民党と金魚の糞、権力に未練たらたらの公明党政府の日本に帰るのは憂鬱だが20日に札幌の講演会が待っているので本日(日本時間)帰国する。
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2024年3月15日 記
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