「護憲運動と防衛力抜本強化の類似点を述べよ」と聞かれたら?
答えは「どちらも毛生え薬」
その心は「気休め」
と言ったら叱られるか。
私は一時、護憲運動を釣り堀平和運動と言わせてもらったことがある。
どの集会に行っても同じ顔ぶれだし自分達が主催する別の集会の案内をそこで渡せば必ず受け取ってくれ、まるでエサをつけなくても釣れる釣り堀のようだ。
しかし新しい魚や珍しい魚は釣れない。
護憲運動家に「どうして運動しているのに憲法が踏みにじられるの?」
と聞くと
「もし何もしてなかったら日本は今頃もっとひどくなっていた」
と言い返される。
まるで毛生え薬を買った客が「使っても毛が増えない」と店に抗議したら「この薬のおかげで客さんはハゲにならずに済んでいる」と言い返されるのと同じだ。
批判のホコ先を政府ばかりでなく、そんな政府を選んでいる私達の周囲に向けてこなかったことへの反省がない。
この機会に「新版自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を是非読んで欲しいものだ。
自公政府は近隣の悪い国から攻められないために、と言ってミサイル基地、弾薬庫をどんどん建設しておきながら、小中学生にミサイル避難訓練を強制しているのも理解できない。
子供達に北朝鮮への憎悪や大きな不安感を植えつけるだけだ。
いくら軍拡しても安心できる抑止力効果はない事、つまり軍事力強化は単に気休めに過ぎないことを政府・防衛省自ら認めていることに気付かぬか!
成果の上がらない平和運動は無害だが、軍事力強化、防衛予算倍増による気休めは税金の無駄使いばかりか日本を戦争に巻き込む。
自公政府による壮大な税金の無駄遣い、防衛力強化は気休めにもならない。
私はニューヨークとの時差がまだ取れないが今日から北海道、福島県へ講演行脚に向かう。
2024年3月19日 記
する
\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/