札幌から電車で30分余り北上すると運河とガラス工芸の町小樽だ。
小樽商科大学のあるこの街で10人ほどの小さな集まりを持った。
ピースアゴラの呼びかけ人のお一人で昨年亡くなられた高嶋陽子さんの古くからの友人高橋明子さんの猫カフェで珈琲とお菓子をいただきながらアルトサックスの演奏も交え参加者と懇談した。
護憲派に対していつも不思議に思うのだが平和を守ると言いながらその主張がいかにも遠慮がちで、改憲派が遠慮会釈なくズバリ改憲して自衛隊(軍隊)を強化しようと主張しているのと対照的だ。
本書を読んで自信を持って自衛隊と米軍駐留は憲法違反と主張して欲しい、と今回の行脚でも痛感。
小樽に縁の深い石原裕次郎の「夜霧よ、今夜もありがとう」の演奏に高橋さんは涙されていた。
高橋さんはお元気だった高嶋さんと一緒にパリ、ニューヨークなどを旅されたと。
小樽は札幌より除雪がおくれているのか雪深く見える。
小樽で集会が持てたのは前回小樽市長選挙に出馬された鳴海一芳さんと高橋さんの尽力のおかげだ。
鳴海さんは小樽市長選挙で自民・立民相乗り候補に惜敗した。
地方の首長選挙に保革?相乗り候補が出馬するのは国政選挙ではないから問題ないという意見もあるが私はそうは思わない。
旧書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を全国の首長と都道府県会議員に送った際に分かったことだが地方議会のほとんどすべてが自民党、公明党に牛耳られている。
この首長、地方議員が国政選挙で自民党の応援団として組織的に働くから自民党・公明党は選挙で安泰なのだ。
自民党派閥が裏金を必要とする理由は地方議員を買収するためと考えてほぼ間違いない。
地方議会議員の政党色を軽くみてはならない。
本日は福島県会津喜多方市で講演する。
2024年3月23日 記
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