23日(土)に北海道に続いて福島県会津喜多方市で講演を行った。
米軍基地をなくす草の根運動でもご活躍の青野清・敦子牧師ご夫妻と社民党喜多方市議の斎藤仁一さんのご尽力で開催に漕ぎつけた。
雪もちらつく寒い日であったが用意した席は全て埋まり「新版自衛隊も米軍も、日本にはいならい」も40冊完売した。
講演に続けてミニコンサート(アルトサックス演奏、歌とトーク)質疑応答の2時間半の長丁場だったがあっという間に閉会時刻となった。
昨日24日(日)には地元の郷土史研究家の山崎四朗さんの案内で自由民権運動発祥ゆかりの地を案内してもらった。
ここ喜多方はラーメンで有名であるが、明治15年、福島県令三島通庸(みちつね)の着任以来豪農が主体となって明治政府の意を受けた圧政に対して民主的意思決定を求めた自由民権運動の勃興と弾圧、喜多方事件の舞台でもある。
民主的憲法の発祥も東北地方と言われている。
私もかつて福島県信用金庫連盟の依頼で女子行員の接客・応対研修の講師として猪苗代を訪れた。
又東日本震災後の被災地慰問の「楽団ひとり出前音学会」を2013年から足掛け7年続けたスタートの地でもある。
民主主義、平和、自由で幸福な社会を求めた自由民権運動の歴史的原点の一つがここ喜多方だ。
輪島塗と並ぶ漆器「会津塗」の産地としても有名な会津で非武装中立を実現する講演会を今後も実施することを約束して帰途についた。
2024年3月25日 記
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花岡蔚喜多方講演会を青野牧師ご夫妻からお誘いを受けて、拝聴することが出来ました。
子どもの頃、日本は戦争に負けたのだから「我慢しなさい」が大人たちの決まり文句でした。 当時 大人に口答えはタブーでした。 私は心の中で、言われる度に「子どもが戦争をしたのではない!」と反発していました。 私はも十分に大人です。いつの間にか84歳になりました。 いま、私は、子どもの時の私に、責任を果たしているのでしょうか?、ひとりで「戦争反対」ともがいても、戦争の道を進んでいく日本の現状に、ただ追従していく結果に陥っていく歯がゆさを覚えていました。
花岡蔚先生の講演の一言一言が心に沁みました。
講演の帰りに「自衛隊も米軍も、日本にはいらない!」を2冊求め、1冊は週末の仕事のため参加出来なかったお隣の方に「講演の復命書です」と言って
お届けしました。もう1冊は遠方の友人に送る予定です。
(青野牧師ご夫妻から頂いた「自衛隊も米軍も、日本にはいらない!」(花岡蔚著)を読み始めました。)
この本「自衛隊も米軍も、日本にはいらない!」(花岡蔚著)を 一人でも多くの方に読んで頂くことが、平和を守る一番の近道と いま考えています。
ありがとうございました。
ご丁寧なコメント、そして本書の普及にご尽力いただき感謝申し上げます。