4月5日の東京新聞の怖い見出しを発見した。

―記事の引用―

「統合司令部創設案が審議入り」衆院本会議

陸海空3自衛隊を一元的に指揮する常設組織「統合作戦司令部」の創設を柱とした防衛省設置法などの改正案が4日衆院本会議で審議入りした。

2024年末の発足を目指す。

―以上引用―

今日から岸田は訪米し属国よろしく朝貢外交を始める。

バイデンとの会談の目的は野党が自民党の裏金を追及している間に、国会にも諮らず日米軍事一体化の強化を約束することだ。

野党はこんな岸田訪米を何一つ追及しない。

アメリカの戦争に巻き込まれ有為な自衛隊員がアメリカの手駒として使い捨てされる時期が刻一刻迫っている。

1963年(昭和38年)自衛隊統合幕僚会議は秘密裏に第二次朝鮮戦争を想定した日米共同机上作戦いわゆる「三矢作戦」を立案した。

この作戦を1965年、衆議院で社会党の岡田春夫議員が暴露し国会は野党の追及で大荒れに荒れた。

有事の際に自衛隊が動きやすいよう必要に応じて武力行使(クーデター)してでも立法、行政に干渉するという筋書きだった。

三矢作戦問題は秘密漏洩を理由に防衛次官が更迭されて終わった。

あれから50年余、有事立法等が現実になり今度は作戦司令部の創設という。

戦前の帝国陸海軍大本営の復活だ。

戦前との大きな違いは軍事同盟相手が旧敵国アメリカと言うことだ。

今や国民にはばからず堂々と戦争勃発を想定した作戦司令部を作るというのだから開いた口がふさがらない。

私の子供のような年齢の戦争を知らない防衛大臣や自衛隊上がりの国会議員が白昼堂々と戦争の作戦を練る組織を立ち上げる。

野党は何をボヤボヤしている。

我々国民はもとより、あなた方の先輩社会党、共産党議員は怒り、泣いているぞ!!

こんな法改正を絶対に許してはならない。

2024年4月8日 記

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