―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―
昨日の東京新聞「筆洗」欄から抜粋する。
「初対面の人とどうやって親しくなるか。
お悩みの方もいるだろう。
幼いころの『共通の話題』はいいきっかけになるらしい。
子どものときに見たテレビ番組や聴いた音楽。
自分と似た経験をしてきたのだなと思わせれば相手は安心する。
心を開きやすくなる」である。
他人と信頼関係をつくることは至難だが、不可能ではない。
現に信頼関係を持っている人々がいるのだから。
「筆洗」氏が書いたように共通の話題が持てたら半分は成功だ。
もっと簡単なのは「あいさつ」だ。
共通の話題が無くても、「おはようございます」とか「今日は暑いですね」くらいのことは年齢・性別・経歴に関係なく声をかけることができる。
ゴミ出しに行って、普段付き合っていない人と顔を合わせた時に、普通はお互いに笑顔であいさつをするだろう。
これが信頼関係をつくる入口だ。
なぜなら、あいさつはお互いに「敵意」を持っていないことを示唆しているからだ。
国家と国家の場合でも、信頼関係をつくるには先ず「あいさつ」から入れば良い。
即ち、「我が国は貴国に対して敵意を持っていません」と言うことを言葉と行動で示せば良いのだ。
残念ながら、今の日本政府はアメリカ政府の「中国・北朝鮮・ロシア脅威論」にそそのかされて、全く逆の言動を行っている。
これでは戦争に巻き込まれる可能性が高まる一方だ。
一刻も早く政権交代を実現しなければならない。
2024年4月15日 記
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