言葉や、表現で物事は違って見えることを新潟の小出裕章さんの講演で気付いた。

原子力発電所は英語でNuclear power plantだが、これを火力・水力発電所と同様に訳せば核力発電所となる。

日本では原子力発電所というので、放射能放出の害を強調しても国民に届きにくい。

核兵器、核開発並みに、いっそ核発電所と読み替えたらハッキリする。

しかし放射能を取り切れていないトリチューム汚染水を処理水と言わせる自公政府だから無理か!

小出氏は「原子力村」と言う表現も平和な田舎を連想させるからまずいと言う。

近隣住民ばかりか国民の大多数が反対する中で原発マネーで潤う立地自治体や電力会社とグルの自公による「金だけ今だけ自分だけ」で再稼働に突き進む強欲振りは原発ギャングと呼ぶのがふさわしい。

転じて安全保障を生活の糧にしている人々を私は「安保村」と書いたがこれも平和な村人と誤解されるのでやめたい。

自衛隊員はじめ市民の命などお構いなしに自分たちの利益と権力・保身を優先しアメリカとの軍事一体化に進む政治家,軍需産業などは安保ギャングだ。

近隣諸国をギャング扱いして日本国民を恐怖に陥れている安保ギャングに比べ市民の平和を求める意見の表現はいかにも紳士的すぎる。

自衛隊も米軍も国営の殺人破壊集団であり保有する武器の破壊力は反社会集団のものとは桁違いに強力だ。

北富士演習場には危険極まりない白燐弾の射撃訓練場があるのを私は現地で目撃している。

自衛隊・米軍がいかに怖い存在であるかハッキリさせない限り国民はいつまでも彼らは我々の命を守る優しい集団と誤解する。

自衛隊の皆さんだって自分達をそんな怖いギャングの手下と思われたくない筈だ。

一刻も早く世界の人々から敬愛される国際災害救助即応隊(ジャイロ)で働きたいと思うのは当然である。

2024年5月14日 記

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