女性として初めて裁判官となった三淵嘉子さんの実話に基づくNHK朝ドラ「虎に翼」は次第に視聴率を上げている。

先週からの放送は主人公の兄と夫に召集令状が来て出征する場面、そして実兄の戦死広報を受け取るシーンだ。

同じ頃、実は主人公の夫の戦死公報も届いていたが父親がずっと主人公のショックを恐れて隠していた。

戦争のむごたらしさ、悲劇がNHKから毎朝全国に放送されている。

だが先日5月23日都内で行われた護憲政党による共同テーブルの当日、我々が街頭で自衛隊廃止、日米安保廃棄、米軍撤退、を書いた新版のチラシを配布しても道行く若者やカップルはほとんど無視して通り過ぎる。

私は男性には「今の政治が続くとあなた方若者が戦争にかりだされるのです」と呼びかけ、女性にも「あなた方もジェンダー平等の世の中、戦地に駆り出されるんですよ」と叫ぶがスマホとおしゃれに夢中な彼(女)たちは無関心のままだ。

戦争が始まってから気付いても遅いのに。

最大の環境破壊、人類生存の危険と直結する戦争が迫りつつあると言っても無関心な若者が環境問題、気候変動の話題になると急に熱心になったりするのも私には理解できない。

反戦運動している人たちの「紛争は話しあいで解決します。私達は戦いません」」の標語はよく聞くが彼(女)らは「戦わないのだから軍隊・兵器はいらない」とまで言わないのも私には理解できない。

軍隊は無用の長物であるばかりか物騒な凶器を持って殺人破壊の訓練に明け暮れる国営暴力組織である(東京新聞5月31日記事)

同じことを民間人がすれば反社会組織、暴力団と呼ばれる。

国営と民営で扱いがこうも違うのはなぜか?

純真で正義感あふれるキャラクターのスーパー赤ちゃん〔しげるくん〕(新登場)には全く理解できない。

これから登場するキャラクターの〔しげる君〕は知識・経験は後期高齢者並みだが見た目は可愛いスーパー赤ちゃんの設定だ。

2024年6月1日 記

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