私が今回の参院選で非武装中立、米軍撤退を訴えて落選したのは知名度が低すぎたことに加えて投票率が57%と少なかったことも一因です。

1993年頃政治改革と称して選挙制度を小選挙区制に変えましたがこの制度は低投票率を保てば組織票を持つ自民党などは安泰になるリベラル政党にとって不都合な選挙制度です。

今回参政党がマルチ商法的戦術や政治的無関心層をわかり易い挑発的なスローガンで引きつけた結果投票率は上がりました。

投票率の増加分(約5%、500万票)に加えて自民党の右翼度に物足りなさを感じていた右派層や公明、共産、社民等の既成政党(維新も)の「旧態依然」に飽きた有権者が新興小政党に鞍替えした結果がいびつな選挙結果を生んだと言えます。

さらに参政党は自民党と離れざるを得なかった統一教会の資金と運動員を引き込み勝利したともいわれています。

民主主義は絶対ではありません。

衆愚政治の危険を絶えず孕みます。

憲法を変えて日本を普通の国にしようと主張する右翼政党が勢力を伸ばしたのは日本の民主主義が不徹底と言うより歴史を正しく認識し平和を求める見識ある有権者に比べ、全てとは言いませんが付和雷同、普段余り政治に関心のないハッキリ言えば知識レベルが深くない人たち、衆愚有権者の数が勝った結果ではないかとつい思ってしまいます。

昨夜、所蔵するインパール作戦、マニラの市街戦、ノモンハン戦争などの映像を見返しました。

100歳近い元兵士、戦場の修羅場を逃げ回った一般市民など戦争体験者が異口同音に語るのは二度と戦争は御免だ、と言う痛切な声です。

こんな不幸を再び起こさないためにも平和運動の目的は「戦争根絶」の実現しかありません。

昨日台風の中、某所で元自衛隊員や改憲派の人たちと語り合いましたが、彼らも戦争をしたい自衛隊員等一人もいない、と断言しました。

ならば日本を戦争しようにもできない非武装中立国にするしかない。

にもかかわらず元自衛隊員は軍産複合体が陰で操って戦争を引き起こすところまでは知っていながら「だから武力を備えて国民を護るしかない」の考えから1歩も踏み出そうとしません。

非武装中立国には軍産複合体の魔手が入り込む余地はないというのにねぇ。

攻められたらどうする?の質問に理論武装など不要です。

改憲派の「日本が重武装化したら絶対に外国から攻められない」と言う考えにも理論的根拠などないのですから。

歴史的にはむしろ強い武力を持ったために戦争になった事例の方が山のようにあります。

日本の平和を確かなものにするのは日本が憲法通り非武装中立を実現し世界の災害に救援に駆け付ける姿を世界の人々に見せつけることです。

2025年9月6日 記

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