芦田の説明「前項の目的は国際平和を希求するために」を指しており国際平和希求のために陸海空軍その他の戦力は保持しないのだとの修正案説明に対して、委員会に陪席していた法制局調査第一課長の佐藤一雄は
「この修正をGHQは、日本が将来自衛のためと言って軍隊を復活させるためと考え認めないのではないか?」と不安を感じて早速芦田に直接尋ねています。
この場面を回想して佐藤一夫は、自分の心配に対して芦田が「なぁに、大丈夫、余計なことを心配しなくてよい!と一蹴された」“と語っている録音音声がこのNHK番組で流されました。
即ち1項と2項の順番を元に戻し(現行の憲法と同じ順番)前掲を前項と読み変えた後も政府案は日本は国際平和の希求を求めるため陸・海・空その他の戦力は之を保持しない、であると芦田自身が明確に説明していたのです。
小委員会を傍聴して審議の概略を英訳してGHQに届ける仕事をしていた外務省終戦連絡会事務局事務官(当時)の島清一 (92歳)はNHKの取材に応じて「芦田さんの熱心さに打たれて、だれからも、それに対する反対論は出なかったと思います。まず憲法修正、改正だけを早くやりたいと、そして将来の門題は将来考えるというくらいの余裕しかなかったと言っていいのではないか。将来それがアダになって問題になるという意識はなかったと思いますね」と本人が番組中、肉声で語っています。
今となっては完全に芦田の二枚舌とわかります。
2025年11月12日 記
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