5月3日付けで出版予定の「新版 自衛隊も米軍も、日本にはいらない」について数回に分けて補足説明をしたい。
今回の改訂ではまず昨年2月に起こったロシアのウクライナ軍事侵攻が日本の安保に対する国民の不安を大きくし岸田自公政府の軍拡予算に繫がったことに鑑みウクライナ問題などに触れている。
ウクライナの他に、台湾有事、尖閣諸島、中国の覇権の問題についてそれぞれ非武装中立で日本の平和が守れるかどうかと関連付けて説明を加えた。
12月に閣議決定され2023年度予算案での軍事予算倍増の問題にも触れている。
前書出版以来アマゾンの読者の書評に何度か書かれている話題の
「理想と現実は違う」との指摘についても触れて、そう言われたらどう答えるか、についても触れた。
本全体のボリュームは多少増えたが前書と同様に大きな活字で行間も広くとって読みやすくしているので是非手に取ってお読みいただきたい。
書店に並ぶのは5月9日前後の予定である。
2023年4月7日 記
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私は何度も「あんたの言っていることはいいかもしれない。だけどそれは理想論だよ」と言われた。その度に私は反論する。「あなたも私が言っていることを理想、すなわち私たちが考えることのできる最高なものと言っているわけですね。それならばそれを実現させましょう」そういう時、相手はだいたい、馬鹿なおばさん、現実離れ、時にサヨク、と言う。でも現実というのも私たちがやってきた(いる)行為なんです。現在ある状態でも3歩進んで2歩後退という遅々とした歩みであるにせよ、人類は理想に向かって行為してきたんですよ。しかし現在、もうウクライナ戦争のような国家対国家の戦争はないと終止符を打ったはずが勃発し、10歩ほど後退したけれど、巻き込まれてはいけません。(岸田政権は救い難く巻き込まれていますが)こういう時こそ「理想」という言葉が現実味をもつのです。この言葉を拡散させましょう。
改訂版出版の吉報、うれしく拝読しました。
ウクライナ侵略戦争勃発などの逆風をものともせず、花岡さんが精力的な行動を続けてこられた賜とお慶び申し上げます。
昨年の今頃は、私がウクライナ侵略戦争に血迷ったために、「右」に靡いた妄言を縷々書きよこして、申し訳ございませんでした。
ご著書改訂版次第、拝読し、私の「右」への反論集の「答え合わせ」をする意欲に燃えております。
〔追記〕
陸将=師団長ら10名が乗ったヘリ墜落の件、「お涙話」にしてはいけません。そもそも彼らは、何の意図で具体的に何をしていたのかを、冷徹に追及すべきです。