本日から私の文体を変える。文字数を減らすため、そして何より戦後続いている自民党の国民洗脳政治、それにほとんど批判もしない大手メディアに対する怒りを率直に伝えたいからだ。

一昨日の真っ昼間私が住む地域の防災無線放送が突如「今からジェーアラートを放送します。テストです」と幼いころ聞いた空襲警報発令!を思いださせる大音量で流していた。一体今頃誰が何のためにこんな訓練実施を命令したのかと不審に思う。国会では間もなく今年度予算が衆議院を通過するという。防衛予算が補正予算も含めると6兆円を超える史上最高額になるというのに野党は国会で何を議論しこんな軍拡予算を素通りさせるというのか。私に言わせれば審議拒否もしない野党は全員首だ。国家予算を決め事後に予算の執行が適正に行われたか監査する予算・決算委員会以外仕事らしい仕事のないのが国会議員だ。予算段階の今ストップをかけない限り戦争のセの字も知らない世襲戦後っこ政治屋たちが国民の支持を得たとばかり国会の審議もせず軍備拡張のため予算を使いたい放題使う。自衛隊・米軍の基地建設や地域住民を手なづける資金も在日米軍への資金援助も外国軍との共同訓練費用も誰憚らず国民の税を使うというのに。昨日19日の東京新聞の社説を読み平和を願うリベラル日刊紙と信頼していた東京新聞でさえこんな生ぬるい社説しか書けないのかと怒りがこみ上げた。こんな社説を読めば国民は益々一億総被害妄想から抜け出せないばかりか改憲派の言い分にも一理があるなどと思いこむだろう。同紙に猛省を促したい。日本の平和実現には軍備全廃しかないことを東京新聞が伝えないで誰が伝える?

私の地元には戦前陸軍参謀として満州に駐在し戦後日中友好のため国交回復前から活動した故遠藤三郎元陸軍中将のご遺族がおられる。戦後「軍備全廃」を終生訴え続けた故遠藤元陸軍中将自筆の墓碑、周恩来首相、毛沢東主席との面談時に受領した記念品(狭山市博物館所蔵)の筆者撮影写真をここに掲げる。かつてはソ連今は中国・北朝鮮から攻められることばかりを心配し続けるよう国民に被害妄想を植え付けたアメリカの手先自民党中心政府と大手マスコミをあらためて糾弾する。

遠藤三郎元陸軍中将の自筆の墓誌「軍備全廃を訴え続けた元陸軍中将遠藤三郎ここに眠る」1977年建之

周恩来首相からの受贈品画集
毛沢東主席から受贈された中国国宝の掛け軸と毛主席自筆添え書き

遠藤三郎元陸軍中将についてはこのホームページ、2021年5月24日のアーカイブ「日々遠くなる戦場体験を後代に伝えることの難しさ」を是非お読みいただきたい

2022年2月20日 記

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