本日は元東芝原発技術者の小倉志郎さんの担当です

―以下小倉さんの寄稿文の引用―

 今年の2月24日にロシア軍のウクライナへの侵攻が始まって以来3カ月になるが、連日この戦争に関するニュースがひっきりなしに報道されている。

なかでも「独立国への侵略は国際法に違反する。ロシアはけしからん」とか「ウクライナの民間人がロシア軍に斬殺された。プーチンは戦争犯罪人だ」などとロシアやプーチン大統領に対する批判が大手のメディアで日本中に流されている。

それに対して「それはウクライナと同国を支援する欧米側のプロパガンダだ」とか「戦争は8年前のアメリカのテコ入れで親ロ派大統領追い落としクーデターから始まっていた」いう逆批判も行われている。

相反する情報の飛び交う中で真相はどうなのか判断に迷う日が続いている。

ウクライナ国民が砲火の下で犠牲になるという悲劇から目をそらしてはいけないが、忘れてはいけないことが一つある。

それは、ウクライナ側に立とうとロシア側に立とうと、ウクライナ戦争に関する報道が過熱し時間を取られれば取られるほど、日本において政府・与党が行った失政への注目度が弱まることだ。

日本政府への批判が弱まれば、1ヶ月後に迫った参議院選挙で与党が有利になる。

ウクライナの悲劇へ注目するあまり、日本政府・与党の権力を安泰にさせては

絶対にならない。

2022年5月23日 記 小倉志郎

告知: 本日正午から約1時間、

文京区本郷3丁目交差点にてピースアゴラ呼びかけ人による

「憲法改悪阻止・参院選挙は正念場」

スタンディングキャンペーンを行います。

れいわ新選組の西みゆかさんも呼びかけに参加の予定です

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