先週私は近隣の飯能市で開催された地元の「9条の会」の記念集会に出演しました。以下の文章はその時に会に宛てて送ったお祝いメッセージを少しアレンジしたものです

奥むさし文化9条の会」創立15周年おめでとうおございます

本日は記念イベントにお招きいただきありがとうございます

私は「楽団ひとり」のアーティスト名で東日本大震災後、2013年から足掛け7年、岩手、宮城、福島県の120か所の仮設住宅で慰問演奏活動を続けてきました。また昨年1月末に花伝社から念願の「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を出版いたしました。

1947年5月3日に施行された新しい憲法の前文と第9条で日本は「非武装・平和民主国家」を実現するとはっきり誓いました。

しかし現実には戦後ずっと続いてきた保守政権とアメリカの策動によってこの誓いは見事に踏みにじられ今では集団的自衛権行使さえ辞さない世界トップ5に入る超軍事大国になっています。17年前の2004年6月以来全国各地に「9条の会」ができましたが、よく考えれば日本政府が法治国家として憲法第9条をきちんと守る「立憲政治」を当たり前に行っていたら「9条の会」をわざわざ全国に作る必要などなかった筈です。これまでの自公政権の首相はじめ閣僚が世界の各地を訪問すると必ず「貴国と日本は法の支配と自由という価値観を共有している」とバカの一つ覚えのように言いますが、「よく言うぜ!!」といつも呆れています。憲法違反の自衛隊はさておいても強姦の容疑者が首相の親しい友人であるというだけで容疑者を空港で逮捕状をもって待ち構えている警察官に指示して直前に引っ込めさせた官邸の警察出身官僚(現警察庁長官)の無法。法の支配??いったいどこが!!」。憲法第21条が集会・結社・表現の自由を保障しているのに憲法を踏みにじり各地の平和集会や、表現の不自由を嘆くための「表現の不自由展」さえ右翼の脅しを抑えずに中止させたり平和集会を公安警察が見張ったり自由??いったいどこが!!」「寝言は寝ているうちに言え!!」とつい叫びたくなります。

私はこの本の出版により憲法第9条を文字通り体現する「非武装中立日本」実現のために音楽と講演活動で孤軍奮闘していますが、最近徐々にではありますが同志が確実に増えています。本日は短時間ではありますがどうぞ私の「音楽とトーク」をお楽しみください。

お帰りになりましたらお家で私のホームページ「ピースアゴラ」アドレス:peaceforever-realize-by2025.comを是非ご覧いただきご友人に拡散していただけたら幸いです。

そして2025年には,佐藤弘さんほか多くの方々の努力で映画『カメジロー』や『弁護士布施辰治』など名作の数々を上映してこられた皆さんの会の名前が「奥むさし文化と芸術を楽しむ会」に変更されており平和な非武装中立日本が実現していますように。皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

2021年9月18日

花岡 しげる

2021年9月28日 当日の動画をなかなかアップできずアナログ人間の自分を呪いながら 記

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