皆さんはこの事実をご存じでしたか?知らなかった方はインターネットで是非検索してください。

このカラー版、イラストや漫画を多用した30ページの小冊子の書き出しは{「はじめての防衛白書」は、防衛省が毎年作っている防衛白書の内容を小学校高学年以上のみなさんにもわかりやすく説明することを目的として作成しました。}となっており発行元は防衛省大臣官房企画評価課です。

小学4年生以上に読ませる目的の小冊子なので当然文部科学省がお墨付きを与えているはずです。

内容は自衛隊は日本の独立を守るために日夜奮闘していると「働く自衛官の声」のページで現役自衛官6名(うち女性自衛官2名)の声を載せている念の入れようです。

冒頭「自衛隊にしか果たすことができない任務はわたしたちの国、日本を防衛することです。政治や経済、社会のあり方を、他の誰かに強制されるのではなく、わたしたち自身で決めていくためには、わたしたちの国の独立を守らなければなりません」と。

 何とまぁ抜け抜けと!日本はアメリカ従属国に成り下がって保守政権は戦後政治や経済、社会の在り方の重要な事柄をすべて日米合同委員会でアメリカによって決められていることを小学生の親たちは知らないとでも?いや実際ほとんどの父母兄姉はご存じないのではないかと心配していますが。

このような洗脳教育を私たち平和憲法を守って自衛隊や米軍に即刻お引き取り戴こうと願っている納税者の税金まで勝手に使って行うとは!!防衛省のトップの岸(旧姓安倍)信夫防衛大臣は大政奉還が行われた慶応の年号ゆかりの慶応大学、文科省トップの萩生田光一文科大臣(当時)は明治憲法や軍人勅諭が発せられた明治の年号ゆかりの明治大学出身だから戦前回帰志向??萩生田氏(現経産大臣)は執務室に教育勅語を掲げていることで知られる復古主義者です。こんな戦後生まれで戦争のセの字も知らない私から見れば子供のような政治家が日本の政治や教育の中枢にいて将来ある子供たちを早くから自衛隊に馴染ませ自衛隊(軍隊)にあこがれるようにと洗脳しているのです。

総選挙でこんな候補者に投票した山口県民、東京都民の良識を疑うのは私だけでしょうか。日本国民の未だに懲りない戦前回帰礼賛ないし容認、民主主義意識の欠如のほどにはほとほと呆れます。しかしこれもみな今回の総選挙の投票結果が示すとおり日本の現実です。女性を中心に国民の半数以上いるはずの戦後民主主義と平和の恩恵を受けている有権者の半分近くが投票に行かなかった今回選挙の低投票率を抜本的に改善しない限り世直しは始まりません。戦後民主主義教育を受けた筈の日本人、特に女性の皆さん!来年の参議院選挙で必ず投票の義務(投票は権利でもあり義務でもあります)を果たしてください。

2021年11月9日 嘆いてばかりいても始まらないと知りつつ自公政権の悪だくみをまずは知って欲しく 記  

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