私たちの「ピースアゴラプロジェクト」は右翼や左翼のイデオロギーなどとはまったく関係ありません。自衛隊廃止・日米安保廃棄による非武装(非暴力)中立政策こそ日本にとり唯一絶対の恒久平和実現の道と考える無党派市民のプロジェクトです。軍隊(自衛隊・米軍)を持つと何が起こるか。ありもしない敵の襲来に備えて毎日武器兵器の整備と訓練が必要です(労力とガソリンの無駄)。訓練なしにはいざという時に戦争ができないので軍隊を持つ以上訓練は絶対必要です。騒音とか様々な危険は国民が我慢しなくては軍隊は持てません。軍隊は平時には原則することが無いので訓練をかねて抑止力を見せつける口実で敵を威嚇するような演習訓練を実施します。演習を見た敵は日本が攻撃の準備をしていると見做して同様の示威行為で仕返しします。軍隊は平和な状態ではやることが無いので敵味方双方ともお互いに攻撃を仕掛ける振り(思わせぶりな行動)で危機を演出しないわけには行きません。中国機・中国船が日本の領空領海に近づけば自衛隊も“待ってました”とばかりにスクランブル発進や警告をする。国営暴力集団ともいえる軍隊が税金を使って強力な殺人・破壊能力のある武器・兵器を使ってする戦争ごっこ(訓練)ほど一触即発の危険と隣合わせの予算の無駄遣いはありません。1937年の日中戦争も盧溝橋付近における日中双方の軍事演習から始まりました。安全保障環境が厳しいから軍隊が必要とよく言いますが実は順序は逆です。国民に軍隊(自衛隊・米軍)を持つための予算は無駄ではないと納得させるうえで危機が絶対に必要なのです。火事が絶対起きなければ消防予算はつきません。火事は絶対に起きますが国際間の安全保障の危機は自然には起きません。予算をもらうためにどの軍事組織も軍事産業も安全保障環境の危機を必要としているのです。何もなければ危機を作りだしてでも戦争を始めた歴史上の例は山ほどあります。

2021年11月26日 中韓による危機を煽って防衛予算倍増を目論む「戦争のセの字も知らない」岸防衛相の発言に騙されるな!と老爺心から 

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