9月3日に浦和駅で安倍「国葬」反対スタンディングと続くデモ行進に参加した。

浦和市内の統一教会の支部が入居しているビルの前で “信者から巻き上げたお金を返せ! ”自民党埼玉県連本部前では“自民党は解党しろ!”などとシュプレヒコールを浴びせたがどこも窓から下の様子をこっそりうかがうのみで門を閉めたままだ。

埼玉県庁、自民党埼玉県連本部、統一教会支部?のビルがお互いに目と鼻の先にある。

まるで癒着関係を象徴するかのような配置だ。

デモの終点は出発駅の浦和駅だ。

解散直前に駅周辺で高校生や大学生と思われる学校帰りの仲間内の会話を漏れ聞いて驚いた。

現代若者の政治とのかかわり方を見事に物語っている。

なんと言ったか?

「安倍国葬に税金を使うのをやめろだって?あの人たちは自分達がデモのために警察官を動員して税金を使っていることをわかっているのか?」

とか

「安倍首相が一体何か悪いことでもしたって言うのか?」とささやきあっているのだ。

これらの発言に最近の学生の政治とのかかわり方が見て取れる。

まず第一、若者は現在進行形の政治についてあまり関心が無く政治のひどさに鈍感・無知なこと、

第2に最も大事な点だが、多くの若者は自分たちが戦うべき本当の巨悪がどこにいる誰なのか知ろうともせず目先の小悪に批判のほこ先を向けてそれでよしとしていることだ。

政治がまともに行われていない事が自分たちの生き辛さの原因であるのに政治に目が向いていない。

若者に奨学金返済の重圧を与え教育費負担のためにアルバイトに追いやっている重苦も自公政治が原因であって政治を変えれば一挙に解決する。

なのにすべてを自分の責任と考え自分で自分を追いつめている。

若者に自民党支持者が多いのは何でも自己責任とする自公政府の責任押し付け政策が奏功していること、

および

政治に対する若者の無関心がそれを許しているためかもしれない。

2022年9月6日 記

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